西日本帽子工業協同組合主催、韓国研修の報告。
先日、9/2(日)から2泊3日で韓国研修に行ってきました。 目的は韓国市場調査と
韓国工場の視察、加えて韓国の帽子業界の人達との交流です。
まず訪問させて頂いたソウルのオフィスビルの一室にある工場。 こんなところで
縫製や型入れが行われているとは驚きです。 韓国にはこのような工場が最近は多い
ようです。 ここはほぼ、国内向けの工場ですが、一部日本製も作っているようです。
次に軽度な知的障害者が主に働く工場を見学しました。 とても障害者とは思えない
仕事っぷりでした。 世界の蒼々たるスポーツブランドの認定工場にも指定されていました。
韓国ではこういった施設が多数あるようです。
それから韓国でも有名な問屋街を視察しました。
最初に訪れたのは東大門の有名な市場で、韓国の帽子の品質やセンスをリサーチしました。
今や日本のネット上では韓国製の帽子はあふれていますからね。
この国のセンスもかなり洗練されているようです。
同時に日本の流行をいち早く察知し、それを作り、販売するそのスピードは凄いですね。
韓国商人の底力を感じました。
あと、南大門の市場なども見学、夜は韓国の方達と韓国料理を食べながら親睦を深めました。
今回の韓国研修で感じたことは、日本もうかうかしていられないと言うこと。
ソウルの街も市場も活気に満ちあふれていました。
我々日本の帽子メーカーも良い部分は見習い、そして吸収して今後の仕事に生かせればと思います。
眠らない街、ソウル。 いろいろと刺激的な街でした。